ファミコン探偵倶楽部U うしろに立つ少女 会話集 後編
会話集
6章】 【7章】 【8章】 【9章】 【10章】 【11章】 【終章


9章

  1. 9章


  2. 呼ぶ 生徒

    生徒「なあに?」

  3. 聞く 男の事

    生徒「あの、 へんな おとこのことね
    生徒「なにしにくるのかしら・・・」

  4. 聞く 内田の事

    生徒「あのおとこの なまえなの?」

  5. 聞く 気づいた事

    生徒「あっ、 あゆみが びじゅつしつで
    生徒「まってるって いってたわよ。」

  6. 場所移動 美術室

    びじゅつしつ です。

    あゆみ「しんいちくん しのぶさんのともだちに
    あゆみ「はなしはきけた?」

    新一「じつは ようこさんが
    新一「そのいえを たずねていった らしいんだ。」

    あゆみ「!・・・・・・」

    新一「そして かえりぎわに
    新一「こんなことを いったらしいよ。」

    ・・・ しのぶさんは、
    いまでもきっと、 うしみつこうこうの
    あるばしょに います・・・

    あゆみ「!・・・・・・」

  7. 聞く 洋子の事

    あゆみ「・・・・・・」

  8. 聞く しのぶの事

    あゆみ「なにか わかったの?」

    新一「しのぶには うちだ という
    新一「おさななじみが いたそうなんだ。」

    あゆみ「?! うちだって かねだじけんの
    あゆみ「ようぎしゃと おなじなまえじゃない!」

    新一「じけんと かかわっているかは、
    新一「わからないんだ・・・」

  9. 見る・調べる どこ?(絵)

    あゆみ「! そうそう、
    あゆみ「その えのことが きになって
    あゆみ「ようこのおかあさんに あいにいったの、
    あゆみ「すると・・・
    あゆみ「ようこと しのぶさんが、
    あゆみ「いとこどうしだって ことがわかったの!」

    新一「!・・・・・・」

    あゆみ「でも、
    あゆみ「しのぶさんの しっそうもしらないほど
    あゆみ「しんせきづきあいが なかったらしくって、
    あゆみ「ほかに てがかりに なるはなしは
    あゆみ「きけなかったの・・・」

  10. 聞く しのぶの事

    あゆみ「しのぶさん、 いとこの ようこに
    あゆみ「たすけをもとめて ゆめのなかへ
    あゆみ「あらわれたのかも しれないね・・・」

    新一「?・・・・・・」

  11. 聞く しのぶの事

    あゆみ「いとこどうしだったら
    あゆみ「ふたりが にていても
    あゆみ「ふしぎじゃないけど・・・
    あゆみ「カガミのまえでみた ようこは・・・
    あゆみ「・・・あのえ、 そっくりだったわ。
    あゆみ「・・・ようこに
    あゆみ「しのぶさんの たましいが
    あゆみ「のりうつったみたいに・・・」

  12. 考える

    ? たましいが のりうつるなんてことが
    あるのだろうか・・・

    あゆみ「・・・ばかばかしいと
    あゆみ「おもわれちゃうかも しれないけど
    あゆみ「わたしは そうおもう・・・
    あゆみ「そうすれば ようこがのこした
    あゆみ「ことばの いみが わかるような
    あゆみ「きがするの・・・」

    新一「?・・・・・・」

    あゆみ「ようこは じぶんを
    あゆみ「うしろの少女・・・つまり
    あゆみ「しのぶさんだって いおうとしたんじゃ
    あゆみ「ないかしら・・・」

    新一「・・・・・・」

    駒田「きみたち きとったんか。
    駒田「くどうくん、 かつらぎくんに
    駒田「はなしはきけたか?」

  13. 呼ぶ あゆみ

    あゆみ「しんいちくん わたし
    あゆみ「きゅうこうしゃへ いってくる。」

    新一「?・・・・・・」

    あゆみ「いま おもいだしたんだけど
    あゆみ「ひとみちゃんのようすが
    あゆみ「おかしかった らしいの。
    あゆみ「たぶんあそこに いるとおもうから
    あゆみ「ようすを みてくるね。」

  14. 聞く うしろの少女

    駒田「そうそう ついに、
    駒田「せんせいたちまで さわぎはじめおった・・・
    駒田「やけに きみのわるい はなしに
    駒田「なって きたのう・・・」

  15. 場所移動 職員室

    しょくいんしつ です。

  16. 呼ぶ 葉山

    ここには いません。

  17. 呼ぶ 他の先生

    先生「ん? なんだね。」

  18. 聞く うしろの少女

    先生「せいとが さわいでいるようだね。
    先生「と、 ばかりは いってられなく
    先生「なってきたよ・・・」

  19. 聞く うしろの少女

    先生「せんせいがたまで きみのわるい めに
    先生「あいはじめたんだ・・・
    先生「・・・ゆうれいなんて
    先生「しんじない ぼくでさえ・・・
    先生「うしろの少女が ほんとうに
    先生「がっこうの どこかに いるような
    先生「きがするよ・・・」

    新一「?!・・・・・・」

  20. 聞く 葉山の事

    先生「ぼくと いれちがいに あわてて
    先生「でていかれたよ、 なにか あったのかな?」

  21. 聞く 浦辺の事

    先生「こうちょうは しゅっちょうちゅうだよ。」

  22. 聞く 気づいた事

    先生「なにか あったかなあ・・・」

  23. 聞く 気づいた事

    先生「あっ、 ひとつおもいだしたよ。
    先生「といっても・・・
    先生「じけんには かんけいないことだよ。」

  24. 聞く 浦辺の事

    先生「こうちょうが さいきん
    先生「いえを てばなされたことを
    先生「おもいだした だけなんだ。」

    新一「?・・・・・・」

    先生「なにか じじょうが おありなんだろう、
    先生「でも・・・
    先生「どうされたんだろう? きゅうに・・・」

  25. 聞く 浦辺の事

    先生「どうされたんだろう? きゅうに・・・」

  26. 場所移動 美術室

    先生「じゃあぼくも かえるとするか、
    先生「ここは とじまりしておくよ。」


    びじゅつしつ です。

  27. 聞く 浦辺の事

    新一「こうちょうが
    新一「いえを てばなされたそうですね。」

    駒田「らしいのう・・・?」

  28. 聞く 浦辺の事

    駒田「きょうしたちは おかねが
    駒田「いることでも あったんだろうと
    駒田「いっとったが・・・」

  29. 聞く 気づいた事

    駒田「たしかに こうちょうのいえは
    駒田「ひとりでは、 ひろすぎたぢゃろうが・・・
    駒田「なぜまた きゅうに・・・?」

    新一「?・・・・・・」

  30. 聞く 浦辺の事

    駒田「こうちょうは ひとりぐらし なんぢゃよ。」

    新一「?!・・・・・・」

    駒田「いちいち ?!・・・・・・と
    駒田「おどろくんぢゃない おおげさな・・・
    駒田「よし、 こうちょうのはなしを してやる。」

  31. 聞く 浦辺の事

    駒田「・・・ただしさんは わかいころ
    駒田「おくさんを なくされたんぢゃ・・・」

    新一「ただしさん?」

    駒田「ただしというのは
    駒田「こうちょうの なまえぢゃ。」

  32. 聞く 浦辺の事

    駒田「・・・もう 30ねんいじょうも
    駒田「まえのはなしぢゃ・・・
    駒田「そのころ わしとおなじ
    駒田「いちきょうしだった ただしさんに
    駒田「ねんがんの こどもが さずかったんぢゃ。
    駒田「ところが、
    駒田「しんぞうが よわかった おくさんは
    駒田「しゅっさんに たえられず・・・」

    新一「・・・・・・」

  33. 聞く 浦辺の事

    新一「あかちゃんも たすからなかった
    新一「わけですね・・・」

    駒田「ぢゃと おもうが・・・
    駒田「こうちょうが ひといちばい
    駒田「せいとを おもいやるのは
    駒田「そのためかもしれんの・・・」

  34. 聞く 気づいた事

    駒田「おまえさんは なんでも じけんと
    駒田「むすびつけようと するのう・・・
    駒田「ぢゃから くるまのことを
    駒田「はなすのも やめた・・・
    駒田「ぬおおおお しまった!
    駒田「じぶんで ねたを ふってしまった!」

  35. 聞く 車の事

    駒田「むかし、 くろい くるまに
    駒田「のっていたひとを おもいだしただけぢゃ。
    駒田「どうせ じけんとは むかんけいぢゃ、
    駒田「きにするな。」

    新一「?・・・・・・」

  36. 聞く 気づいた事

    駒田「? きょう おまえさんをたずねて
    駒田「おとこが きとったぞ。」

    新一「?!・・・・・・」

  37. 聞く 男の事

    駒田「めがねをかけた まじめそうな
    駒田「せいと ぢゃったが・・・」

    新一「?・・・・・・」

  38. 場所移動 学校の前

    駒田「わしゃ もうかえるぞ、 さらばぢゃ。」


    がっこうのまえです。

    新一「あっ はやませんせい、
    新一「きょう、 なにかあったんですか。」

    葉山「ちょっと じこがあったの・・・」

    新一「?!・・・・・・」

  39. 聞く 事故の事

    葉山「わたしの クラスのせいとが けがをしたの。」

    新一「!・・・・・・」

    葉山「あたまをうった らしいから
    葉山「にゅういんして けんさをうける
    葉山「ことになったの・・・」

  40. 聞く 事故の事

    葉山「・・・じつは
    葉山「こういうこと らしいの・・・
    葉山「かいだんを おりていたとき
    葉山「うしろに ひとのけはいを かんじ
    葉山「ふりかえると・・・
    葉山「ひびのせんせいが いらっしゃったの
    葉山「ところが その
    葉山「ひびのせんせいの うしろに・・・
    葉山「うしろの少女が たっていたって
    葉山「いうのよ・・・」

    新一「?!・・・・・・」

    葉山「それでおどろいて かいだんを
    葉山「ふみはずしたらしいの・・・」

  41. 聞く 気づいた事

    葉山「こうちょうの おるすに
    葉山「じこが おきるなんて・・・
    葉山「とにかく れんらくしなきゃ・・・
    葉山「・・・うしろの少女は
    葉山「やっぱり いるのよ、
    葉山「わたしがみた あのひから ずっと・・・」

    新一「?!・・・・・・」

    葉山「そろそろ いかなきゃ、 じゃあね。」

  42. 場所移動 旧校舎

    きゅうこうしゃ です。

  43. 見る・調べる どこ?(ゴミ箱)

    ひとみのすてた タバコがあります。

  44. 見る・調べる どこ?(ゴミ箱)

    タバコといっしょに マッチが
    すててあります。

  45. 取る マッチ

    新一「・・・スナックの マッチだ。
    新一「あいつ、 こんなところへ
    新一「いってたのかな・・・」

  46. 見る・調べる マッチ

    ひとみがすてた マッチです。

    新一「スナック サンボラ
    新一「007−1234と、 かいてある。」

  47. 考える

    新一「ひとみちゃんのようすが
    新一「おかしかったって・・・
    新一「きのうのことで おちこんでるのかな?」

  48. 呼ぶ ひとみ

    新一「ひとみちゃーん・・・」

    ひとみ「くどうくん よんだ?」

    新一「?! なに そのかっこう??」

    ダテめがねをかけて カツラをかぶっています。

    ひとみ「テメーにおこられて
    ひとみ「めがさめたんだよ どう、 にあう?」

    ・・・たしかに ようすがおかしい。

  49. 聞く 男の事

    ひとみ「きょうは あらわれなかった みてえだよ。」

  50. 聞く 男の事

    ひとみ「あのひと こうちょうせんせいの
    ひとみ「しりあいだし、 きっと いいひとだよ
    ひとみ「にんそう わりーけど。」

  51. 聞く 洋子の事

    ひとみ「いまの おれさまをみれば
    ひとみ「きっとよろこんで くれるでしょう。」

    新一「・・・・・・」

  52. 見せる マッチ

    ひとみ「? ぼくがすてた マッチですね。」

    新一「ひとみちゃん、
    新一「スナックなんかへ いってたの?」

    ひとみ「ちがう、
    ひとみ「それは あのおとこが おとしてったのを
    ひとみ「ひろっただけさ。」

    新一「?!・・・・・・」

    ひとみ「サンボラといやー となりまちの
    ひとみ「スナックだよ。」

  53. 呼ぶ ひとみ

    ひとみ「? ぼくもいっしょに
    ひとみ「サンボラへ いきゃーいいの?
    ひとみ「じゃあ いこうか。」


    スナック サンボラです。

    マスター「・・・ここは こどものくるところじゃ
    マスター「ないぜ・・・かえんな。」

  54. 聞く 洋子の事

    マスター「・・・・・・」

  55. 聞く しのぶの事

    マスター「・・・・・・」

  56. 聞く 五郎の事

    マスター「・・・・・・」

  57. 聞く 内田の事

    マスター「・・・・・・」

  58. 聞く 浦辺の事

    マスター「・・・・・・」

  59. 聞く 気づいた事

    マスター「いまいった なまえのうち
    マスター「ひとりだけ うちのきゃくがいるぜ。」

    新一「?!・・・・・・」

    マスター「だがおれは みずしらずの にんげんに
    マスター「きゃくのことを はなすほど
    マスター「おしゃべりじゃ ねえよ。
    マスター「あきらめて かえんな。」

  60. 呼ぶ ひとみ

    ひとみ「このマスター こわそうな やろーだね。」

    マスタ−「! なんだ・・・このへんなやつ
    マスター「こんなの つれてくんじゃねえよ。
    マスター「とっとと かえんなっ!」

    ひとみ「ピクッ・・・」

  61. 取る なに?(カツラ)

    ひとみ「こら、 ズレちゃうでしょーが。」

  62. 取る なに?(カツラ)

    ひとみ「やめてくださいよ しまいにゃ おこるよ。」

  63. 取る なに?(カツラ)

    ひとみ「あら、 とれてしまった・・・
    ひとみ「やろー きにいってたのによっ・・・
    ひとみ「こら、 くどう おもてでろっ!!」

    マスター「・・・?
    マスター「おまえ もしや、 かわいか・・・」

    ひとみ「・・・?
    ひとみ「ああっ! かとうさん じゃないスか!」

    マスター「へんなかっこしてっから
    マスター「わかんなかったじゃ ねえかよっ!」

    ひとみ「かとうさんこそ むかしは
    ひとみ「アタマもまゆも そってたから
    ひとみ「おもかげ ないっスよ!」

    ふたりで もりあがっている・・・

    ひとみ「くどう! このひと、
    ひとみ「おれが ちゅーがくのとき
    ひとみ「せわんなった ひとなんだよ。」

    マスター「あんた かわいの しりあいだったのか、
    マスター「そんなら はなしはべつだぜ。」

    ひとみ「おれのおかげだな かんしゃしな。
    ひとみ「て、 ことで さきにかえるぜ。
    ひとみ「かとうさんの はなし、 しっかり
    ひとみ「きいとけよっ!」

  64. 聞く 五郎の事

    マスター「かねだ ごろうさんだろ?
    マスター「うちのきゃくだよ。」

    新一「!・・・・・・」

  65. 聞く 五郎の事

    マスター「オーナーがいってたけど
    マスター「ごろうさんは むかしからの
    マスター「おとくいさん だったらしいぜ。
    マスター「はぶりがよかった ころなんて、
    マスター「まいにち きてくれたらしいが・・・
    マスター「ざいさんを つかいはたしてからは、
    マスター「めったに こなくなったようだ。」

  66. 聞く 五郎の事

    マスター「ところが、 ちょっとまえから
    マスター「また、 くるようになったんだ。
    マスター「ツケも きれいにはらってな。
    マスター「ここんとこ また けいきがよさそうだぜ。」

    新一「?!・・・・・・」

  67. 聞く 気づいた事

    マスター「ごろうさんが また、
    マスター「くるようになったのには
    マスター「なにか きっかけが あったんだが・・・」

    新一「?・・・・・・」

  68. 呼ぶ 辺りの人

    マスター「きゃくに めーわく かけんのは
    マスター「かんべんしてくれや、 わりーけど。」

    客「マスター おれなら かまわないよ。
    客「なにが ききたいのかな?」

  69. 聞く 五郎の事

    客「あまり かんじのいい おとこじゃ
    客「なかったよ。」

  70. 聞く 五郎の事

    客「サケぐせがわるくって
    客「わけの わからないことを
    客「よく、 くちばしるんだ。
    客「このまえも、 やたらへんなことを
    客「いってたよ、 なあ マスター」

    マスター「? ああ、 あのことですか。」

  71. 聞く 五郎の事

    マスター「じつは このあいだ、 ごろうさんが
    マスター「こんなことを いってたんだ・・・
    マスター「おやじを ころしたやつを
    マスター「しってるだの、 サケが のめるのも
    マスター「そいつのおかげだの・・・
    マスター「かなり よってたから
    マスター「ほっといたんだけど・・・」

    新一「?!・・・・・・」

  72. 聞く 五郎の事

    マスター「おれが しってんのは こんなもんだぜ。
    マスター「あとは、 ほんにんに きいてみな、
    マスター「ごろうさんなら このさきのマンションに
    マスター「すんでるぜ、 ただし・・・
    マスター「かなり あぶねーひと みてえだから、
    マスター「きいつけなよ・・・」

    ごろうに あってみよう!

    マスター「またいつでもきなよ、
    マスター「そんときゃ でんわを いれてくれよな。」


    ごろうの マンションのまえです。

    新一「ごろうのへやは どこだろう?」

  73. 見る・調べる 辺り

    ごみをだしにきた マンションの
    じゅうにんが います。

  74. 聞く

    新一「すみません。
    新一「かねださんは なんごうしつですか?」

    おばさん「? ああ かねださんなら
    おばさん「あの あかりのついている へやだよ。
    おばさん「ところで あんた、 とし いくつだい?
    おばさん「もう 10じすぎだよ。」

    新一「・・・・・・」

    おばさん「こんなじかんに こどもが
    おばさん「ほっつきあるいてんじゃ ないの!
    おばさん「ほんとに、 ちかごろの わかいもんは!」

    ぶつぶつ いいながら おばさんは
    いってしまった。

  75. 見る・調べる どこ?(明かりのついた窓)

    新一「あれが ごろうのへやか・・・」

  76. 場所移動 or 聞く or 見る・調べる

    ぎゃああああああー!

    新一「?・・・・・・」

    新一「た、たいへんだ!」


    しんいちが かけつけたへやには
    ナイフでさされて しんでいる
    おとこのすがたが あった!

  77. 見る・調べる どこ?(顔)

    新一「こ、 これは・・・
    新一「こうちょうと いっしょにいた おとこだ!
    新一「! あ、 まどのそとに!
    新一「いまのが はんにん なのだろうか?!」

  78. 見る・調べる どこ?(手)

    新一「ん、 なにか にぎっている!」

  79. 見る・調べる どこ?(手)

    新一「かってに さわっちゃだめだ、
    新一「まず けいさつに れんらくだ!」

    しんいちの れんらくで、
    うつぎと けいさつが かけつけた!

    空木「しんいちくん、 たいへんなことに
    空木「なってしまったね。
    空木「これは かねだごろうだ!」

    ! うらべが あっていたのは
    ごろうだったのか!

  80. 聞く

    丸山「しんいちくん!
    丸山「きみが かけつけたとき
    丸山「だれか みかけなかったかね?」

    新一「へやには だれも いませんでしたが、
    新一「まどのしたを たちさる
    新一「ひとかげをみました!」

    丸山「! はんにんかも しれん、
    丸山「ひじょうぐちから にげたのだろう。」

  81. 聞く

    新一「ごろうは なにか にぎっていた
    新一「みたいですが!」

    丸山「まんねんひつが にぎられていたんだ。
    丸山「てがかりかも しれない!」

  82. 聞く 万年筆

    丸山「ふるい ものだが、
    丸山「そう めずらしいものじゃない。
    丸山「ごろういがいの しもんでも
    丸山「でてくれれば いいのだが・・・」

  83. 見る・調べる 万年筆

    丸山「しもんを つけちゃだめだよ。」

    新一「かなり つかいこまれた まんねんひつだ。」

  84. 見る・調べる 万年筆

    新一「? ちいさなキズが ついている。」

  85. 見る・調べる 万年筆

    新一「・・・・・・!
    新一「これは キズじゃない、
    新一「イニシャルが ほってあるんだ。
    新一「T・Uと きざまれている!」

    丸山「? ほんとうだ!
    丸山「はんにんの イニシャル かもしれないぞ、
    丸山「しんいちくん!」

    空木「しんいちくん!
    空木「ふきんのききこみを してくれないか、
    空木「もくげきしゃが いるかもしれない!」

    新一「はい、 そうします。」


    すでに やじうまが あつまってきています。

    新一「かたっぱしから きいていこう!」

  86. 聞く

    人「じけんなんですか!」

  87. 聞く

    人「わかいおんなを みかけたよ!」

  88. 聞く

    人「かねださんくらいの おとこをみたぜ。」

  89. 聞く

    人「しょろうの だんせいが うろついていたよ!」

  90. 聞く

    人「え! さつじんじけんなの?!」

  91. 聞く

    人「10じごろ かねださんの へやを
    人「ききにきた ひとが・・・」

    新一「?!・・・・・・」

    人「? あんたじゃないか。」

    さっきの おばさんでした。

  92. 考える

    きめてになる もくげきしゃは
    いないようだ・・・

    空木「しんいちくん どうだ?」

    新一「きめてになる もくげきしゃは
    新一「いないようです・・・」

    空木「そうか・・・
    空木「あとは まかせなさい、
    空木「きみは もう かえったほうがいい。」

    新一「はい、 そうします。」

    空木「なにかわかったら れんらくするよ。」


    うつぎ たんていじむしょです。

  93. 推理する

    こうちょうと あっていたのは ごろうだった!
    そして、 ごろうは ころされてしまった。
    スナックでの はなしでは ごろうは
    はんにんを しっていたかのようだ・・・
    そして かねにこまっていた ごろうが
    さいきん かねを てにいれたとなれば・・・
    ! もしや ごろうは 15ねんまえ
    くろい くるまにのっていた
    はんにんを みたのでは!
    そして はんにんを きょうはくした。
    ところが くちふうじのために・・・?!

  94. 推理する

    ・・・でも、 それならなぜ
    15ねんまえに きょうはくしなかったんだ?
    さいきん はんにんとであい
    おもいだしたの だろうか・・・?

    新一「?・・・・・・」

  95. 考える

    ? まてよ・・・
    あの まんねんひつが
    はんにんの もちものならば、
    イニシャルは T・Uだ・・・
    よし、 T・Uのイニシャルをもつ
    じんぶつを かんがえてみよう。

  96. うちだ

    てるひこ うちだ、
    T・U だ!
    うちだ てるひこは すでに
    しんでいる・・・
    さらに、 しのぶの おさななじみだった
    うちだの なまえは わからない。
    もうひとり イニシャルが T・Uの
    じんぶつが、 いたはずだが・・・?

  97. うらべ

    ただし うらべ、
    T・U だ!

  98. 考える or 推理する

    T・U のイニシャルをもつ
    じんぶつのなまえは わかったが・・・
    うちだ てるひこは すでに
    しんでいる・・・
    さらに、 しのぶの おさななじみだった
    うちだの なまえは わからない。
    それどころか じけんと
    かんけいがあるかさえも・・・
    そして こうちょうは しゅっちょうで
    このちかくには いない・・・
    その うらべは、 さいきん
    いえをてばなした ようだが・・・


    新一「せんせい、 きのうもかえってないや。
    新一「! ようこのじけんから
    新一「きょうでちょうど 2しゅうかんだ、
    新一「がんばらなきゃ!」

  99. 場所移動 学校の前

    がっこうのまえです。
    そばには だれもいない・・・

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