ファミコン探偵倶楽部U うしろに立つ少女 会話集 後編
会話集
6章】 【7章】 【8章】 【9章】 【10章】 【11章】 【終章


終章

  1. 終章

    ー「
  2. 聞く 浦辺の事

    新一「! あゆみちゃん、
    新一「こうちょうせんせいを みかけなかった?!」

    あゆみ「? がっこうには もう
    あゆみ「わたしと せんせいしか いないはずよ。
    あゆみ「でも、
    あゆみ「きょうしつで テストを うけてたし・・・
    あゆみ「わからないけど?」

  3. 聞く 気づいた事

    あゆみ「ひびのせんせいも
    あゆみ「ずっと いっしょだったから
    あゆみ「ごぞんじないと おもうわ。」

    日比野「・・・こうちょうは まだ
    日比野「しゅっちょうから もどられていないよ。」

    新一「・・・こうちょうは しゅっちょうさきに
    新一「いませんでした、
    新一「そして・・・
    新一「ついさっき
    新一「こうちょうが がっこうにいるという
    新一「でんわが あったんです!」

    日比野「?!・・・・・・」

    新一「とにかく こうちょうしつへ
    新一「いってみましょう!」


    新一「! うちがわから カギが
    新一「かかっている!」

  4. 開ける 扉

    しんいちは こうちょうしつの
    おもいとびらを けやぶった!
    そこには ちにまみれた
    うらべ こうちょうのすがたが あった!

    日比野「こ、 こうちょう・・・!!」

    あゆみ「こうちょうせんせい!」

  5. 見る・調べる 辺り

    新一「まどにもすべて カギが
    新一「かけられている?!」

  6. 見る・調べる 死体

    なんと うらべまでが・・・?!

    新一「たったいま さされたようだ!
    新一「? したいのそばに ふうとうがある!」

  7. 取る 封筒

    しんいちは ふうとうを てにした。

  8. 開ける 封筒

    しんいちは ふうとうのなかの
    すうまいの びんせんを よみあげた。

    新一「?!・・・・・・」

    ・・・みなさん、 わたくしは
    きょういくしゃとして いや、 にんげんとして
    ゆるされぬ つみを いくつもおかしました。
    わたくしは、 かねだの サギに
    てをかして おりました。
    やがて かねだが じゃまになった
    わたくしは・・・
    15ねんまえの 11がつ10か、
    かれを ナイフで ころしたのです。
    そのとき かねだのいえには
    あさかわ しのぶが おりました。
    いちぶしじゅうを みてしまった
    かのじょを わたくしは くるまでおいかけ
    はねたうえ・・・
    うごかなくなった かのじょをつれて、
    げんばからにげました。
    15ねんたった いま、
    わたくしの はんざいにきづいた
    ふたりのにんげんが あらわれました。
    ひとりは こじま ようこです。
    かのじょは なにかのきっかけで じけんを
    しらべはじめ、 すべてをしってしまいました。
    もうひとりは かねだ ごろうです。
    じけんの よる、 げんばからにげる
    わたくしをみた かねだ ごろうは・・・
    いまになって わたくしを
    ゆすりはじめました。
    じじつが あきらかになることを
    おそれるあまり わたくしは・・・
    このふたりまでも てにかけました。
    そして・・・
    おろかにも そのあとで きづいたのです。
    じぶんの うんめいが ここまでだと・・・
    かくしとおせる わけがない、
    こんな かんたんなことに
    なぜ、 はやく きづかなかったのか
    くやまれます。
    こんなわたくしを しんじ、 そして・・・
    したってくださった みなさまに
    おわびするためには、
    こうするより しかたが なかったのです・・・

                 − うらべ ただし −

    日比野「う、 うそだ・・・!」

    いがいな けつまつだった・・・
    あの、 うらべのすがおは
    さつじんしゃ だったのだ・・・
    そして しんいちは、 いま きづいた・・・
    あの、 でんわを かけてきたのが
    うらべ だったことを・・・

    日比野「こ、 こうちょう・・・!!」

    新一「・・・せんせい かえりましょう、
    新一「ぼくが けいさつへ れんらくを
    新一「しておきます・・・」

    日比野「うそだ! こうちょうは、
    日比野「ひとごろし なんかじゃない!
    日比野「これはすべて うそだ!」

    新一「・・・・・・」

    日比野「なぜなら・・・
    日比野「ほんとうは みんな、
    日比野「おれが ころしたからだ!」

    新一「な、 なんだって?!」

    日比野「おまえらさえ いなければ・・・
    日比野「おまえらさえ!」

    あゆみ「しんいちくん・・・!」

    日比野「かねだ げんじろう、
    日比野「あいつさえ あらわれなければ
    日比野「おやじも・・・しのぶも!
    日比野「あのひ・・・
    日比野「ゆくえふめいの おやじから かかってきた
    日比野「さいごのでんわを うけた おれは・・・
    日比野「げんじろうを ころして
    日比野「じぶんも しのうときめたんだ!
    日比野「さいごのわかれを つげるため
    日比野「こうちょうに でんわをしたあと・・・
    日比野「おれは、 あいつを ころしてやった!
    日比野「そのとき、 しのぶが あらわれた・・・
    日比野「ちまみれの げんじろうと
    日比野「おれをみた しのぶは、
    日比野「ひとごろし・・・そう、 さけびながら
    日比野「おもてへとびだして いったんだ・・・
    日比野「・・・たちつくしていた おれは
    日比野「きゅうブレーキのおとで われにかえった。
    日比野「おもてには・・・
    日比野「こうちょうの
    日比野「くるまが とまっていた。
    日比野「そばには しのぶが たおれていた・・・
    日比野「でんわをうけ、 かけつけてくれた
    日比野「こうちょうの くるまのまえに
    日比野「しのぶが とびだしたんだ!
    日比野「こうちょうは おれと しのぶを
    日比野「くるまにのせ がっこうへむかった。
    日比野「おれたちを あるきょうしつに つれてゆき、
    日比野「おれを きがえさせたあと
    日比野「へやを でていかれた・・・
    日比野「おれのせいで こうちょうや
    日比野「しのぶまで・・・
    日比野「おれは そばによこたわる しのぶを みた、
    日比野「ところが!
    日比野「しのぶは いなかった!
    日比野「しのぶは まどに むかって
    日比野「なにかをいおうと していた!
    日比野「しのぶは きぜつしていた だけだったんだ!
    日比野「まどのそとを みると
    日比野「じょせいとが ひとり あるいていた!
    日比野「その うしろすがたを みたおれは・・・
    日比野「みつかってしまう! そうおもい
    日比野「あたまのなかが からっぽになった。
    日比野「そして、 きがつくと・・・
    日比野「くだけちった かびんのはへんと
    日比野「あしもとに よこたわる
    日比野「しのぶのすがたが あったんだ・・・
    日比野「こんどこそ しのぶは おきあがっては
    日比野「こなかった・・・
    日比野「おそろしくなった おれは むちゅうで
    日比野「いえにかえった!
    日比野「ねむれぬよるが あけると
    日比野「おれは まっさきに こうちょうにあった。
    日比野「すると こうちょうは・・・
    日比野「ひとこと おれにこういった・・・」

    ・・・わすれなさい すべて・・・

    日比野「こうちょうは おれのために・・・
    日比野「そのこうちょうを ごろうのやつが
    日比野「ゆすりやがった!
    日比野「あんなやつ・・・
    日比野「もっとはやく ころしてやれば よかった!」

    そのとき、 ひびのが スキをみせた!
    しんいちは あゆみの てをとり
    そとへとびだした!

    あゆみ「! しんいちくん、 だめっ!
    あゆみ「そっちへ にげちゃ!」


    しんいちたちは、
    ゆきどまりになった あの、
    おおカガミのまえに にげてしまった。
    まさに にげみちは とざされた!

    新一「し、 しまった!」

    あゆみ「しんいちくん・・・!」

    あおざめるふたりに ひびのの あしおとが
    ゆっくりとちかづく・・・

    日比野「・・・こじまは あのよる、
    日比野「おれを その カガミのまえによびだし
    日比野「こう いった・・・」

    せんせい・・・
    せんせいは むかし・・・
    ひとをころしたわね・・・

    日比野「そういった こじまは・・・
    日比野「こじまのかおは・・・
    日比野「しのぶ そのもの だったんだ!
    日比野「お、 おそろしかった・・・
    日比野「おれは おもわず こう、さけんだよ。
    日比野「そうだ! 15ねんまえ
    日比野「おまえをころしたのは この おれだ!
    日比野「・・・きがつくと おれは、
    日比野「こじまの くびをしめていた・・・」

    新一「!・・・・・・」

    あゆみ「ひ、 ひどい・・・!」

    日比野「ころすつもりは なかった・・・
    日比野「こじまを そのままにして
    日比野「おれはにげかえった。
    日比野「なのに!
    日比野「こじまは かわらでみつかった!
    日比野「なぜだっ! あいつは ここでしんだのに!
    日比野「・・・くっくっくっ
    日比野「でも もう、 どうだっていい・・・
    日比野「ひみつを しってるやつは もういない・・・
    日比野「そ、 それなのに!
    日比野「おまえらさえ、
    日比野「よけいなことを しなければ
    日比野「こうちょうは しなずに すんだんだ・・・
    日比野「お、 おまえら、
    日比野「おまえらも・・・
    日比野「ころしてやる!」

    新一「あぶない! あゆみちゃん!」

    しんいちは あゆみをかばい みをかわした!
    ひびのの ナイフが あたったカガミに
    ヒビが はいった。
    カガミを せに、 ひびのは ふりかえった!
    そのとき!

    日比野「ぎゃああああっ!」

    なんと! くだけちったカガミの うらから
    ミイラとなった セーラーふくすがたの
    したいがとびだし、
    ひびのに おおいかぶさった!!

    日比野「し、 しのぶ?!」

    かけつけた うつぎと けいかんたちも
    いきをのんだ!

    あゆみ「あ、 あのひ ようこがいった
    あゆみ「わたしのうしろ って・・・
    あゆみ「カガミにうつった わたしのうしろと
    あゆみ「いう いみだったんだわ!」

    あゆみは そういうと
    きを うしなって しまった。

    新一「あゆみちゃん!」

    しんいちは あゆみを だきかかえ、
    おぞましい げんばをはなれた。

  9. エンディング

    空木「しんいちくん、 ほんとうに
    空木「ごくろうだったね。
    空木「きみが いたからこそ
    空木「このじけんを かいけつ できたんだよ。」

    ・・・ そして ふたりは
    じけんを かたりあった。

    空木「カガミのうらから
    空木「ひびのの がくせいふくと
    空木「きょうきの ナイフがみつかったよ。」

    新一「しのぶが きゅうこうしゃではなく
    新一「カガミのうらのかべに
    新一「かくされていたとは・・・」

    空木「こうちょうが たざきのどうぐで
    空木「かくしたようだね。」

    新一「ようこのしたいを かわへすてたのも、
    新一「こうちょうだった ようですね。」

    空木「・・・ ひびのの はんざいが ばれれば
    空木「うらべの かこが あきらかになる、
    空木「かしつとはいえ しのぶをはねて
    空木「しなせてしまったことが ばれるのを
    空木「おそれたんだろう・・・」

    新一「? しのぶはたしか、
    新一「ひびのが かびんで たたいたために
    新一「しんでしまったのでは・・・」

    空木「うん、 ひびのは
    空木「あたまを かびんで たたいたといって
    空木「ゆずらない らしいが・・・
    空木「それほど つよくたたけば
    空木「ずがいこつに ヒビがはいると、
    空木「けいさつは いっている、 しかし・・・
    空木「しのぶのあたまには
    空木「それらしいあとが まったくないんだ。
    空木「やはり こうちょうが
    空木「はねたとき かのじょは すでに
    空木「しんでいたようだね。」

    新一「? でも あのよる がっこうにきた、
    新一「はやませんせいが みたのは・・・
    新一「いきをふきかえした しのぶ いがいに
    新一「ありえないと おもうのですが・・・?」

    空木「・・・ たしかに ふしぎなはなしだ。
    空木「さらに わからないのが・・・
    空木「うらべが かねだのサギに
    空木「てをかした じじつが なかったことだ。
    空木「なぜあんな ことを・・・?
    空木「! そうそう きみに しょうかいする
    空木「ひとがいるんだ。」

    新一「! あゆみちゃん・・・」

    空木「かのじょは きょうから
    空木「われわれの なかまだ。
    空木「きみとおなじ じょしゅとしてね。」

    あゆみ「しんいちくん、 よろしくね!
    あゆみ「わたしが ふしぎだったのは
    あゆみ「ようこが じけんについて
    あゆみ「しりすぎていたこと、
    あゆみ「まるで かのじょのからだに
    あゆみ「しのぶさんが いたみたいに・・・
    あゆみ「ところで せんせい、
    あゆみ「ひびのせんせいの ようすは
    あゆみ「どうなんですか?」

    空木「うん、 かれは ながいあくむから
    空木「ときはなたれたようだ、
    空木「とても おちついているよ。
    空木「やっと ほんらいのじぶんを
    空木「とりもどしたのかも しれないね・・・」

    新一「・・・あっ、 そういえば
    新一「あの まんねんひつは いったい
    新一「なんだったんですか?」

    空木「あれは、 ひびのが
    空木「だいがくへ にゅうがくしたときに
    空木「うらべから おくられたものらしい。
    空木「ひびのが はだみはなさず
    空木「たいせつにもっていた ものだそうだよ。」

    新一「? でも そのころじゃ、
    新一「みょうじは ひびのになっていた
    新一「はずだから・・・
    新一「イニシャルは
    新一「T・Hじゃなきゃ へんですよね?」

    空木「みょうじが かわってたことを
    空木「うらべが わすれていたと
    空木「いってたそうだよ。
    空木「さて そういうことで・・・
    空木「あゆみちゃん、
    空木「どこかで おいしいものを たべようか、
    空木「ごちそうするよ。」

    あゆみ「はい、 おともします!」

    新一「! ちょっとまって くださいよー」


    あの まんねんひつに ひめられた
    なぞは ごじつ あきらかとなった。
    うらべ こうちょうは、
    じぶんの いのちにかえても
    まもろうと したのだ、
    みずからの てで、
    このよに いのちをあたえ、
    そして・・・
    かたおやでは ふびんだと、
    こどものいない ゆうじん、
    うちだふさいに しあわせをたくし、
    そして そのけっか・・・
    ふこうな みちをたどってしまった
    わが むすこを・・・
    かれは まんねんひつに きざまれた
    「T・U」 という イニシャルに
    こんなきもちを ひそかにこめて
    おくったに ちがいない・・・
    「ひびの たつや」 に ではなく
    「うらべ たつや」・・・
    そう・・・
    かれの ほんとうの むすこへ・・・

  10. スタッフロール

    げんさく

    さかもと よしお

    「うしろにたつ少女」


    えんしゅつ

    おおさわ とおる


    びじゅつ

    たなか てつじ


    ぎじゅつ かんとく

    わかなが よしひと


    ぎじゅつ

    たかいえ かんじ  なかむら ゆずる

    きたやま まさし  あらい もとお


    おんがく

    やまもと けんじ


    きゃくほん

    あさま なぎひろ


    しんこう

    はちすか けい


    アシスタント

    やまなか まさる

    すぎの けんいち  よしとみ りょうじ

    てらさき けいすけ


    きょうりょく

    かのう まこと  おかだ まさる

    さかした まさふみ


    かんとく

    おかだ さとる


    せいさく

    よこい ぐんぺい


    きかく

    チームしかまる


    せいさく・ちょさく

    Nintendo


    そして、 2ねんごの あるひ・・・

    新一「はい、 うつぎたんてい じむしょです。」

    善蔵「みょうじんむらの あやしろけに
    善蔵「つかえております、
    善蔵「たなべ ぜんぞう ともうします。
    善蔵「ちょっと ごそうだんしたいことが
    善蔵「あるのですが・・・」

    新一「・・・みょうじんむら、
    新一「あやしろですね、
    新一「いまからうかがいます。
    新一「あ、 あゆみちゃん でかけてくるよ!」

    あゆみ「! しんいちくん、 どこへいくのよ?!」


    ファミコン たんていクラブ
    「きえた こうけいしゃ」へ

    つづく・・・

□ END □