ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島 会話集 後編
会話集
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8章

  1. 8章


    へんなせかいに とびこみました。

    どんべ「うあ〜っ!」

    ひかり「もうすこしよ!がまん
        「してちょうだい」

    どんべ「ううっ・・・・・・・・くるしい・・・・」

    きがとおくなっていきます・・・・・・・・。


    ・・・・・・・・・・・・・・・・。

    どんべはゆめをみています。

    「けっしてあけてはいけませんよ。」

    おとひめに そういわれてわたされた
    たまてばこでした。
    むらへ かえったどんべがみた
    ものは・・・・・・・・。

    どんべ「むらが・・・・・・・・むらが・・・・・・・・
        おっかあ!どこだ!おっかあ!」

    むらは あとかたもなくきえていました
    りゅうぐうで くらしたひとときの
    あいだに むらでは なんびゃくねんも
    たっていたのでした。
    かなしみにくれたどんべは
    たまてばこをあけてしまいました。
    たちのぼるしろいけむり。
    まいあがる あんこくのけしん。
    そのときどんべのうでをひっぱる
    ものがいました。どんべは
    おとひめといっしょに おばけみたいな
    なべに おしこめられたのでした。


    いずみのそとへでました。
    おっ!めのまえにみえるきみのわるい
    しまは!あれこそおにがしまです。
    でも、どうやってわたりましょう。

  2. 話す おはな

    どんべ「およぐしかないかな?」

    おはな「そんなことしなくてもいいじゃ
        「「ないですか」

  3. 話す おはな

    どんべ「あっ!そっかあ!おまえ
        にのってけばいいんだ!」

    おはな「そうです。おはこびしますよ」

  4. 移動 北

    おはな「ではいきましょう。わたしの
        「「せなかにのってください」


    ぶじにしまにわたることができました
    ながいみちのむこうになにかのたてもの
    がみえます。

  5. 話す ひかり

    ひかり「このままいったら
       「「みつかるわね」

    どんべ「そうだな」

  6. 話す ひかり

    どんべ「よしっ!ぼくがおとりに
        なっておにをおびきだそう。そのすきに
        ひかりはあいつをしらべてくれ」

    ひかり「いいわ。たまてばこは
        きっとあそこよ」

    どんべ「ぼくはりゅうのたまを
        さがしてくるからあとでおちあおう」

    ひかり「このこたちどうする?」

    どんべ「そうだなあ、だれか
        ひとりついてきてもらおうかな?」

    だれにしますか?

  7. おはな

  8. 人替える

  9. 見る 首飾り

    くびかざりがひかっています。
    それに なんとなくおもくなったような
    きがします。

  10. 見る 首飾り

    よくしらべてみるとくびかざりの
    それぞれのたまのなかにいずみのみずが
    たまっています。
    これはみやみずをためておくためのもの
    だったのです!わけてつかえるように
    ひとつずつはずれるしくみになってます

  11. 渡す 首飾り

    だいじなものなのでひとつぶだけ
    どんべにわたしました。

  12. 人替える

  13. 移動 北

    どんべ「よしっ!いってくる!」

    うまい!うまくおにをひきつけて
    います。


    どんべ「しまった!おいつめられ
         た!」

    がけっぷちにたたされました。

  14. 人替える

  15. 移動 北

    おにはどんべをおいかけて
    いきました。いまのうちです。はやく
    いきましょう。


    とおくからみえていたたてものは、
    そばへよってみるとおおきないわのかた
    まりでした。

  16. 見る 岩

    しかくいおおきないわです。なにを
    するものなのでしょう。
    あれ?ひとのこえがきこえます。

    声「・・・・・・・・けて・・・・・・・・ここを・・・・・・・・あけて」

    ひかり「だれ?」

    声「いわのなかにいます・・・・・・・・しめなわ
      をといて・・・・・・・・」

    ひかり「あなたは?」

    声「おににあつめられたたましいです
      おおぜいいます。りゅうにたべられる
      まえにここにあつめられるのです」

    ひかり「なんてひどいやつ!
       「「だからおにがあんなにいたのね」

    声「おねがい・・・・しめなわをはずして」

    ひかり「わかったわ」

  17. 話す まつのすけ

    ひかり「あのしめなわをはずす
       「「ことできる?」

    まつのすけ「おやすいごようだ」

    まつのすけはかべをよじのぼりしめなわ
    をはずしました。

    ばひゅ〜ん!ばひゅ〜ん!すごいおと
    とともにたいへんなかずのたましいが
    とびだしていきます。

    ひかり「やったわ」

    おや?たましいがふたつちかづいて
    きましたよ。

    魂「ひかりや」

    ひかり「あっ!そのこえは!
       「「おじいさん!」

    魂「げんきだったかい?」

    ひかり「おばあさん!」

    魂「よくきてくれたねえ・・・・・・・・
      りゅうはおそろしいまものじゃ。
      きをつけるんじゃよ。
      わしらにはてつだいはできんが
      たまてばこはこのいわのなかじゃ」

    ひかり「ありがとう おじいさん
       「「それがわかればじゅうぶんよ」

    魂「じゃあな、かならずかえって
      くるんじゃぞ。きをつけてな」

    たましいはとんでいきました。

    ひかり「おじいさん・・・・・・・・
       「「おばあさん・・・・・・・・」

  18. 使う 首飾り

    ためしにかかげてみましたが・・・・・・・・
    あっ!にぶいおととともにかべにあなが
    あきました。

  19. 移動 岩の中

    ひかり「みんなはここでみはって
       「「いてちょうだいね」

    りんご「ひかりさん、きけんです
         わたしがついていきましょう」

    ひかりとりんごは はいっていき
    ました。


    ひかり「やだっ!なにこれ!
          まっくらよ〜!」

    くびかざりのひかりもやくにたちません
    まったくのくらやみです。ここに
    たまてばこがあるというのに・・・・・・・・。

  20. 話す

    ひかり「どう?ばしょわかる?」

    りんご「ええ、においますよ」

  21. 移動 西

    りんごについていきました。

  22. 移動 西

    りんご「ここほれわんわん」

    ひかり「えっ?ほるの?」

    ひかりはりんごのいうばしょを
    ほってみました。

    ひかり「ばんざ〜い!とうとう
         「みつけたわ!さあ、どんべが
         りゅうのたまをもってくるわ」

    ひかりたちはそとへでました。


    いまごろどんべはどうしている
    でしょう。

  23. 人替える

  24. 話す おはな

    どんべ「おまえをつれてきてよか
        ったよ。とんでくれ!」

    おはな「いつでもいいですよ」

  25. 移動 逃げる

    ひらり!どんべはおはなの
    せなかにのってにげました。あせった
    おには、りゅうにしらせにいきました。


    どんべ「ふう〜っ・・・・・・・・あぶない
        ところだった」

    どんべは ゆうがにおおぞらを
    とんでいます。

  26. 移動 どれか選択

    かぜがとてもきもちいいです。

  27. 移動 どれか選択

    かぜがとてもきもちいいです。

  28. 移動 どれか選択

    かぜがとてもきもちいいです。

  29. 移動 どれか選択

    かぜがとてもきもちいいです。


    どんべ「どわあ〜っ!でたあ!」

    めのまえにきょだいりゅうがあらわれ
    ました。

  30. 移動 近づく

    どんべ「ようし!
        いっきにしょうぶだっ!」

    りゅうがくちをあけてせまってきました

    どんべ「やあ〜っ!」

    けんめいにたたかったんですがとても
    かなうものではありませんでした。
    かなしくもどんべはりゅうに
    のみこまれてしまいました。

  31. 「押してみる?」と表示されても、ボタンを押してはいけない

    どんべ「う・・・・う〜ん・・・・・・・・ここは
        どこだ・・・・・・・・」

    どんべはくらやみのなかで きが
    つきました。

    どんべ「あっ!ぼくはりゅうに
        くわれたんだ。じゃあここはじごく
        かな?いや、ここははらのなかだ!
        あれがりゅうがみせるげんかくだった
        のか・・・・・・・・。と、すると これもまぼろし
        なんだろうか?
        どっちにしろこのままじっとしている
        わけにもいかないな」

  32. 使う 宮水

    ひかりにもらったみやみずを
    かけるとうでわが かがやきました。
    やった!これでよくみえます。

  33. 移動 奥

    あっ!あれはなんでしょう!おかしな
    ところにきました。

  34. 見る

    ねばねばした いとのようなものが
    まるいものにからみついています。
    おそらく まるいのがりゅうのたまで、
    いとのようなものは たまのおという
    たましいをつなぐもののようです。

  35. 使う 刀

    どんべ「みんなじぶんのからだへ
        かえるんだ」

    どんべはたまのおをきろうとして
    ちかづきました。

    どんべ「なんだこいつら!」

    りゅうにこころをうってしまった あく
    りょうがこうげきしてきました。

  36. 戦う

    ずばっ!ばしゅっ!
    さすがにやせいじです。つぎつぎと
    あくりょうをやっつけました。

  37. 使う 刀

    よし!これでじゃまものもいないので
    うまくいきますよ。
    どんべはかたなで たまのおを
    きりました。ずばっ!
    ずずず・・・・・・・・なにかがくずれるおとが
    します。

  38. 取る 龍の玉

    それっ!りゅうのたまをとったぞ!

    「ぎゃあ〜っ!ごごご・・・・・・・・!」

    どんべ「う、うわ〜っ!」

    たまのおがきられたため りゅうの
    からだになっていた たましいがとび
    さりはじめました。りゅうがほうかい
    します
    それとどうじにどんべの
    からだは くうちゅうへとなげだされ
    ました。

    どんべ「ひゃあ〜っおはなあ〜っ
        たすけてくれ〜っ!」

    しかし おはなは りゅうにちかづいた
    ときに きずついて、たかくとべなく
    なってます。

    どんべ「うわ〜っ!」

    だめです。このままだと じめんへ
    まっさかさま・・・・・・・・

    「お〜っ・・・・・・・・。お〜っ・・・・・・・・。」

    あれ?どこかできいたこえが・・・・・・・・。

    天狗「お〜っ、なにしてんだ?お〜」

    どんべ「あっ!てんぐさん!
        た、た・・・・たすけてえっ!」

    天狗「お〜っおまえとべないのか
      「「お〜っ」

    どんべのからだを てんぐは
    じめんまで はこんでくれました。

    どんべ「ひかり!やったぞ
        みんなじぶんのからだへかえっていく」

    ひかり「まあ、てんぐさん」

    天狗「お〜っうれし〜。またあえた。
      「「おまえたち すき〜」

    ひかり「やったわね」

    どんべ「さあ、りゅうをふうじ
        こめよう」

    ひかり「はい、たまてばこ」

    どんべ「よし、りゅうのたまだ」

    どんべは、たまてばこのなかに
    りゅうのたまを いれてふたをしました

    「・・・・・・・・・・・・・・・・」

    「・・・・・・・・・・・・・・・・」

    「・・・・・・・・・・・・・・・・」

    どんべ「なにも おこらないぞ」

    ひかり「うそ・・・・・・・・」

    「ずず・・・・・・・・ずずず・・・・・・・・ず・・・・」

    どんべ「あっ!みろ!りゅうが」

    ひかり「やったわ!」

    たましいがとびちり、ほねだけになった
    りゅうが おちていきます。

    ついに あくのけしんのりゅうを
    たおすことができました。

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