ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者 会話集 後編
会話集
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終章

  1. 終章


  2. 場所移動 綾城家

    善蔵:おかえりなさいませ はまさま。
    善蔵:なにか わかりましたか?

  3. 聞く お守り

    善蔵:やはり なんのことやら けんとうも
    善蔵:つきません。

    マイク:かあさんが・・・
    マイク:い、 いえ ユリさんが やしきを
    マイク:でるとき キクさんから うけとったもの
    マイク:それが おまもりぶくろ だったんです!

    善蔵:では その おまもりぶくろが
    善蔵:こうけいしゃの しるしだと・・・?

    マイク:ちがうんです。
    マイク:こうけいしゃの しるしは・・・
    マイク:やしきのなかに あるはずです!

    善蔵:ええっ?!

  4. 見せる カギ

    マイク:こうけいしゃの しるしは
    マイク:このカギで あけることのできる
    マイク:あるばしょに きっと あります!

    善蔵:わたくしには ちょっと・・・
    善蔵:わかりかねますが。

  5. どぞう

    マイク:その ばしょ というのは・・・
    マイク:どぞう のなかに あるんです。

    善蔵:! それは どぞうの おくの
    善蔵:とびらの カギ なのですか!
    善蔵:こうけいしゃの しるしは、
    善蔵:そこにあると!

    マイク:そうです!
    マイク:さっそく どぞうをあけて もらえますか?

    善蔵:わかりました! まいりましょう!


    ついに このとびらを あけるときがきた。
    とびらの むこうには・・・・・・
    あやしろけの こうけいしゃの しるしが
    ねむっているに ちがいない・・・・・・

  6. 取る 錠前

    まいく は、 あのカギを とりだすと
    じょうまえに さしこんだ。
    がちゃ! にぶいおとと ともに
    じょうまえは はずれた。

    善蔵:はまさま!
    善蔵:わたくしは ここで まっております。
    善蔵:くれぐれも きをつけて くださいませ。

  7. 開ける 扉

    マイク:せんぞうさん。
    マイク:じゃあ そこで まっていてください。

    なぞをひめた この とびらが
    いま、 まさに ひらこうとしている・・・!


    マイク:・・・
    マイク:まっくらで なにもみえない・・・

  8. 調べる

    マイク:あっ そうだ ぜんぞうさんが
    マイク:かいちゅうでんとうを かしてくれたんだ。
    マイク:さっそく つけなきゃ。
    マイク:よし! これで よくみえるぞ。

  9. 馬、兎、鳥の順番に絵の前で「進む」を選択

    マイク:おや? このカベ・・・
    マイク:すこし うごいたような・・・?

    マイク:おや? このカベ・・・
    マイク:すこし うごいたような・・・?

    マイク:あっ! カベが ひらいた?!
    マイク:よし、 はいってみよう!


    マイク:かべのおくに へやが あったなんて。
    マイク:でも いったい なんのために・・・

  10. 調べる どこ?

    へやのすみには かみだなが まつってある。

  11. 調べる どこ?

    マイク:あっ! これは・・・

    かみだなのうえには おうごんに かがやく
    インが あった!
    そのすぐそばには ていねいに
    おりたたまれた かみが そえられている。

  12. 取る

    まいく は おうごんのインと そばに
    そえられた かみを てにした。

  13. 調べる 紙切れ

    マイク:このインを もつものを あやしろけの
    マイク:せいとうなる こうけいしゃと みなす。
    マイク:と、 かかれている!
    マイク:こうけいしゃのしるし というのは
    マイク:これのこと だったんだ !

    マイク:ぼくが うわごとでいってた
    マイク:おまもりっていう ことばには
    マイク:こんなひみつが あったのか。 どうりで
    マイク:だれも しらないはずだ・・・・・・?!
    マイク:まてよ・・・ぼくは きょうまで
    マイク:おまもりの そんざいすら しらなかった、
    マイク:そのぼくが どうして うわごとで
    マイク:おまもりなんて いうんだ?!

    ???:やあ、まいく くん・・・
    ???:きおくは もどったかい? ふっふっふっ

    ふりむくと、 そこには
    みなれた おとこが たっていた・・・
    かおには なまなましい キズあとが!

    天地:すこし きづくのが おそかったようだね。
    天地:わたしが べんごしの かんだだ。
    天地:きみには あまちと いったほうが
    天地:わかりやすいかね? ふっふっふっ・・・

    マイク:き、 きさまは・・・

    神田:めいたんていの まいく くん・・・
    神田:どうやら きみは わたしのけいかくの
    神田:すべてを しってしまった ようだね・・・
    神田:ゆいごんしょを つくる・・・
    神田:そういいだしたのが キクにとって
    神田:うんのつきさ。 わたしは そのひを
    神田:まっていたんだからね。
    神田:そのとき キクは さつじんのヒントまで
    神田:おしえてくれたよ。
    神田:いっぷくつけなきゃ ねむれないってな・・・
    神田:カンジも じろうも
    神田:しごとのことで はなしが あるといえば
    神田:どこへでも すぐ きてくれたよ。
    神田:セイサンタバコ・・・
    神田:あやしろけの やつらには
    神田:おあつらえむきの ほうほうだろ?
    神田:ヤクザから かねを かりていたアキラは
    神田:しゃっきんのかたがわりを もうしでると
    神田:よろこんで キクの タバコいれに
    神田:セイサンタバコを しのばせてくれたよ。
    神田:おまけに こっとうどろぼう などという
    神田:けちな まねを してくれたおかげで
    神田:カンジごろしまで ひっかぶってもらった。
    神田:そのアキラが・・・
    神田:キクのしたいを しまつしなきゃ まずいと
    神田:いいだした。 ふたりで キクをうみにすて、
    神田:はかを もとにもどしに いったとき
    神田:うしろから はかいしで がつん!
    神田:やつの しもんだらけの どぞうのカギを
    神田:いただいた。 いまごろ はかのしたで
    神田:しゃちょうになった ゆめでもみているさ。
    神田:おかげで じろうのときも ひとりで
    神田:ほねをおったよ。 くびつりに みせかける
    神田:ためにな。
    神田:わたしと アキラが あっているのを
    神田:みてしまった あずさは なにか
    神田:かんづいたようだった。
    神田:そして わたしを ゆすろうとした・・・
    神田:よけいなことを かんがえなければ
    神田:よかったものを・・・ おまけに
    神田:きんえんちゅうとは、 あの ばかが・・・
    神田:こんなキズまで つけやがって!
    神田:さて まいく くん、 おつぎは
    神田:きみのはなしだ。 ユリをしらべているうちに
    神田:すぐに きみのことは わかったよ。
    神田:わたしの わなにはまって おまえは すぐ
    神田:やしきへ やってきた。 ごくろうなことさ。
    神田:しばらく ようすをみようと
    神田:していたものを アキラのやつが・・・
    神田:おまえを ころそうと がけへ
    神田:よびだした。 それをしった わたしが、
    神田:すぐに かけつけてみると
    神田:おまえは うみに うかんでいた。
    神田:あわてて おまえを うみからひきあげ
    神田:しらべてみれば おまもりなんて
    神田:もっていない。 そのかわりに
    神田:やけどのあとは たしかめたがね・・・
    神田:そのさいちゅうに いきをふきかえした
    神田:おまえは こうか ふこうか
    神田:きおくをうしなっていた。
    神田:だから わたしは ひとしばい
    神田:うたなきゃ ならなくなった・・・
    神田:そうか・・・ おまえは おまもりのことを
    神田:しらなかったのか。
    神田:さて・・・ おしゃべりは ここまでだ
    神田:ここらで きえてもらおうか・・・
    神田:くっくっくっ・・・ おれは・・・
    神田:おれは あやしろけに かったんだ!
    神田:はっはっはっはっ!!

    かんだの てに ナイフがひかった!!

    神田:くたばれ!

    マイク:うわっ!!

    まいく が かいちゅうでんとうを
    おとしたために あたりは くらやみに
    つつまれた!

    神田:あきらめるんだな!

    うわあああっ!

    ビシッ! バキッ! ガスッ!

    そのとき かんだに とびかかった
    おとこが いた!

    神田:く、 くそお!!

    おとこは かんだのてを ねじりあげ、
    ナイフを そのてから おとした。
    やがて かんだは ぜんぞうの つうほうで
    かけつけた けいかんに とりおさえられた。

    マイク:あっ あなたは たしか!

  14. エンディング

    マイク:あなたは もしや・・・

    男:まいく くんだね
    男:やつかちょうで
    男:であったとき きづいていれば・・・

    マイク:かずとさん・・・ですか?

    和人:そうだ。 ずいぶんさがしたよ。
    和人:もとこさんから ねえさんのはなしを
    和人:きいたようだね。 きみに
    和人:みせたいものが あるんだ。

    マイク:?・・・・・・

    それは ユリから かずとにあてた
    てがみだった。 ちち たかおの
    ふこうが つづられている。
    そして、 さいごに こうかかれていた・・・

    ・・・でも わたしには まいく  がいるわ。
    ふたりで つよく いきてゆきます。
    だけど もし・・・
    もし わたしに なにかあったら・・・
    そのときは おねがい かずと、
    あのこの ちからに・・・
    なってやって ちょうだい。

    和人:すぐにでも ねえさんのところへ
    和人:いきたかった・・・でも おなじころ
    和人:ぼくの ははが やまいにたおれた。
    和人:そんなわけで
    和人:ぼくが やつかちょうを おとずれたのは
    和人:5ねんも あとのはなしなんだ。
    和人:そこで はじめて あのかじのことを
    和人:さわこさんから きいたんだ・・・
    和人:ほうりつかを めざす きもちが
    和人:かわらない ものになったのも そのときだ。
    和人:きみを すてごとして そだてるという
    和人:はなしをきいた ぼくは、
    和人:さわこさんに きみをまかせた。
    和人:そして ことしやっと ねんがんの
    和人:しほうしけんに うかったぼくは
    和人:おおきくなった きみに あってみようと
    和人:やつかちょうへ いったんだ。
    和人:そこで もとこさんから はなしをきき
    和人:さがしているうちに、 ぼくは
    和人:きみが たんていとして あやしろけの
    和人:ちょうさにむかって いることをしった・・・
    和人:ふしんにおもった ぼくは あやしろけに
    和人:やってきた。 そして どぞうの まえで
    和人:たおれていた ぜんぞうさんを
    和人:みつけ あわてて なかに はいったんだ。
    和人:ほんとうに あぶないところ だったね。

    マイク:・・・・・・! あっ、

    なんと まいく の シャツのひだりむねには
    かんだの ナイフによる あながあいていた。
    そして ナイフから かれを すくったのは・・・
    カギのはいった おまもりぶくろだった!!

    和人:きみは きょうから あやしろけの
    和人:こうけいしゃだ。 りっぱにやしきを
    和人:つぐことが ねえさんの ためだ・・・
    和人:! お、 おいきみ! これは・・・

    まいく は おうごんのインを
    かずとに てわたすと こういった。

    マイク:かずとさん。
    マイク:ぼくは、 あやしろ まいく じゃない・・・
    マイク:とおやま たかおと
    マイク:ユリの むすこの  まいく です・・・
    マイク:それに ぼくは・・・
    マイク:ぼくにとって もっと たいせつなものを
    マイク:てに いれました・・・
    マイク:うしないかけていた かこと・・・

    この ・・・かあさんの、 しゃしんです。

  15. スタッフロール

    スタッフ


    げんさく  さかもと よしお


    きゃくほん  おおさわ とおる

            あさま なぎひろ


    びじゅつ    てつじ


    おんがくかんとく  たなか けんじ


    おんがく  ひろみ


    ぎじゅつかんとく   ひとし


    ぎじゅつ   けいじ

            ゆずる


    しんこう   さとし


    きょうりょく  かのう まこと

            さかした まさふみ


    かんとく  おかだ さとる


    せいさく  よこい ぐんぺい


    きかく・せいさく 1988 にんてんどう


□ END □