探偵神宮寺三郎 危険な二人 会話集 前編
会話集
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3章

  1. 3章


    神宮寺:かんがえてみると それが
    神宮寺:いしばしとの であいだった。
    神宮寺:が、それは けっして たのしいものでは
    神宮寺:なかった。
    神宮寺:オレは ふつかかん いしばしの
    神宮寺:とりしらべを うけた・・・・・・・・・・
    神宮寺:とりしらべから かいほうされるために
    神宮寺:リョウのことなど、しっていること
    神宮寺:すべてを はなさなくては ならなかった。
    神宮寺:オレは いしばしから じょうほうを
    神宮寺:ききだそうとした。 しかし・・・・・・・・・・

    石橋:どうして オレが たんていごときに
    石橋:じょうほうを ながさにゃならんのだ?

    神宮寺:そして オレは おいだされるように
    神宮寺:けいさつを でた。


    神宮寺:けいさつで あしどめされた 2かかんは
    神宮寺:いたかったな。
    神宮寺:ほそだと CCRの れんちゅう、
    神宮寺:そして つかまきも とうきょうへ
    神宮寺:かえってしまった。
    神宮寺:オレも とうきょうへ もどろうか・・・・
    神宮寺:いや、リョウのこともあるし・・・・・・・・・・
    神宮寺:そうも いかないな。

  2. タバコ吸う

    オレは タバコに ひをつけた。

    神宮寺:リョウが じけんに からんでいる・・・・。
    神宮寺:とすると、やはり みつゆがらみの
    神宮寺:じけんなのか・・・・・・・・・・
    神宮寺:ん? フロントが オレを よんでいるぞ。

    フロント:じんぐうじさん・・・・・・でしたよね。
    フロント:おでんわが はいっています。

    オレは じゅわきを てにとった。

    石橋:ああ、たんていだな?
    石橋:いますぐ みずのいいんへ こい!
    石橋:いますぐだぞ!

  3. 場所移動 水野医院

    神宮寺:リョウに なにか あったのだろうか。


    看護婦:どうしたね?

  4. 場所移動 2号室

    神宮寺:うーむ。


    石橋:おそいじゃないか!

    リョウ:やあ、じんぐうじ! ひさしぶりだね。
    リョウ:いろいろ めいわくを かけたみたいだ。

  5. 聞く リョウ 事件の事

    リョウ:わたしは おおたに、という おとこを
    リョウ:おって にほんに きたんだ。
    リョウ:おおたには みつゆを やっていたんだ。

  6. 聞く リョウ 大谷の事

    リョウ:おおたにを みはっていたのだが・・・・・・。
    リョウ:わたしを うったのは べつのおとこだ。

    石橋:そのおとこは おかざきだな?

    リョウ:うーん・・・・。 おかざきの かおは
    リョウ:さっき しんぶんで みたのだが・・・・・・。
    リョウ:なんとも いえない・・・・・・。
    リョウ:サングラス、くちひげ、かみがたも
    リョウ:ちがっていた・・・・・・・・・・。
    リョウ:でも へんそうかも
    リョウ:しれないし・・・・・・・・・・

  7. 聞く リョウ 事件の事

    リョウ:さっきも はなしたように わたしは
    リョウ:おおたにを おいかけてきた。
    リョウ:そして レースのひ、おおたにが
    リョウ:みつゆひんの とりひきを やる、と
    リョウ:いう じょうほうを つかんだんだ。

    リョウ:303ごうしつだった・・・・・・。
    リョウ:おおたには ひるごろから へやに
    リョウ:とじこまったままだった・・・・・・。
    リョウ:レースが はじまる じかんになった。
    リョウ:そろそろだな・・・・と おもったころ、
    リョウ:おとことおんなの ふたりづれが
    リョウ:303に はいっていったんだ・・・・。
    リョウ:あれが とりひきの あいてか・・・・・・。
    リョウ:そう おもい わたしは ふたりが
    リョウ:でてくるのを まった。
    リョウ:そのとき・・・・・・・・・・
    リョウ:おんなの ひめいが きこえてきた。
    リョウ:303からだ・・・・・・・・・・
    リョウ:わたしは とっさに 303へ
    リョウ:ふみこもうと はしりだした。
    リョウ:それと ほとんど どうじだった・・・・。
    リョウ:303から おとこが でてきたのだ。
    リョウ:わたしが みがまえる まもなく
    リョウ:おとこは ピストルで うってきた。
    リョウ:わたしは ひっしに にげたよ・・・・。

    リョウ:なんとか ひとめに つかないところへ
    リョウ:にげた・・・・。 でも これで わたしの
    リョウ:じんせいも おわりか、と おもったよ。

    石橋:おとこは おいかけて こなかったのか?

    リョウ:そういえば・・・・・・・・・・
    リョウ:おいかけては こなかったよ・・・・。

    石橋:それは へんだな・・・・・・・・・・
    石橋:はんにんの もくてきは リョウくん、
    石橋:あんたを ころすことにあったはずだが。

    リョウ:・・・・・・・・・・

    神宮寺:それは どういうことだ!

    石橋:たんていは だまってろ!
    石橋:じつはな、リョウくん・・・・・・・・・・
    石橋:303で あんたの しゃしんが
    石橋:はっけんされたんだよ。
    石橋:わたしには その しゃしんの いみが
    石橋:わからなかった・・・・・・・・・・
    石橋:だが あんたが みつゆそうさかんだ、
    石橋:と わかったときから・・・・・・・・・・
    石橋:わたしは おおたにの もくてきが
    石橋:わかったのだ。
    石橋:みつゆを つづけるのに じゃまな
    石橋:あんたを しまつしてしまおうと・・・・。
    石橋:わたしは そう かくしんしている。

  8. 脅す リョウ

    神宮寺:リョウ、しっかりしろ!
    神宮寺:きもちは わかるが・・・・・・・・・・

    リョウ:すまなかった・・・・・・・・・・

  9. 聞く リョウ 女の事

    リョウ:そうだ、おとこに むかって
    リョウ:こんなことを いっていたよ、
    リョウ:やまもとさんは こないわよ!ってね。

  10. 場所移動 外に出る

    神宮寺:よし・・・・・・・・・・
    神宮寺:だが これから どうしようか。


    神宮寺:さてと・・・・・・・・・・

  11. 場所移動 1号室

    神宮寺:なにか わかればいいのだが・・・・・・・・・・


    神宮寺:・・・・・・・・・・
    神宮寺:たむらは・・・・ねむっているようだ。

  12. 場所移動 外に出る

    神宮寺:よし、いくか・・・・・・・・・・


    看護婦:どうしたね?

  13. 聞く 看護婦 高杉の事

    看護婦:ああ、そうだ。
    看護婦:さっきね、たむらさんを みまいに
    看護婦:そのひとが ひとが きたんだよ。

  14. 聞く 看護婦 高杉の事

    看護婦:たむらさんは ねむってる、と
    看護婦:つたえたら、スズカ インに いるから
    看護婦:めがさめたら れんらくしてくれだとさ。

  15. 場所移動 鈴鹿イン

    神宮寺:よし いってみるか


    神宮寺:・・・・・・・・・・

  16. 呼ぶ 高杉

    神宮寺:たかすぎは ここに いるのだろうか・・・・。

  17. 周り見る

    神宮寺:たかすぎは ここに いるのだろうか・・・・。

  18. 周り見る

    神宮寺:もう ここでは なにも
    神宮寺:わからないのだろうか・・・・・・・・・・

  19. 呼ぶ 高杉

    神宮寺:たかすぎは ここに いるのだろうか・・・・。

  20. 周り見る

    神宮寺:ん? フロントが オレを よんでるぞ。

    フロント:あの、たかすぎ、というひとを
    フロント:さがしてるんですよね?
    フロント:いま、たかすぎさんから でんわが
    フロント:ありましてね、
    フロント:ここに くる とちゅうで くるまが
    フロント:こしょうしたらしいんです。
    フロント:まもなく くるそうですよ。

  21. 聞く フロント 高杉の事

    フロント:さあ・・・・・・・・・・
    フロント:しらないですねえ。

  22. 周り見る

    神宮寺:たかすぎか・・・・・・・・・・
    神宮寺:どんな やつだろうな・・・・・・・・・・
    神宮寺:ん?

    高杉:あの・・・・・・・・・・
    高杉:ぼくを さがしていたそうですが・・・・。

  23. 聞く 高杉 洋子の事

    高杉:えっ、ようこさんが ぼくに あうために
    高杉:とうきょうに?
    高杉:そうですか・・・・・・・・・・
    高杉:でも ぼくは しごとも じゅうしょも
    高杉:かわったし・・・・・・・・・・

  24. 聞く 高杉 高杉の事

    高杉:あ! フロントが ぼくを よんでる。
    高杉:ちょっとまってください。

    神宮寺:きっと みずのいいんから だろうな。

    高杉:あの、みずのいいんから でんわでした。
    高杉:ぼく たむらに あいに いってきます。
    高杉:それじゃ、しつれいします。

  25. 場所移動 水野医院

    フロント:すいません! じんぐうじさん・・・・。
    フロント:うちの おぞねが 3かいで あなたを
    フロント:まっています。
    フロント:あってやってください

  26. 場所移動 303

    神宮寺:よし・・・・・・・・・・


    小曽根:303ごうしつに はいれるんです。
    小曽根:あしたから おきゃくさまが はいって
    小曽根:しまいますので はいれるのは
    小曽根:きょうだけなんです。

  27. 場所移動 303

    神宮寺:よし!


    神宮寺:ここが げんばか・・・・・・・・・・
    神宮寺:すっかり かたずけられている。
    神宮寺:もう なにも ないだろうな。

  28. タバコ吸う

    オレは タバコに ひをつけた。

    神宮寺:ふーむ。このへんで じけんについて
    神宮寺:まとめて みようかな。
    神宮寺:リョウを うった おとこは だれか?
    神宮寺:これは あるていど しぼれるぞ。
    神宮寺:リョウのはなしでは、きょうこは おとこに
    神宮寺:やまもとは こない、と いったそうだが、
    神宮寺:これは なにを いみしているのか。
    神宮寺:だい1に、おとこは きょうこと しりあい
    神宮寺:である、ということだ。
    神宮寺:だい2に、おとこは、やまもとではない。
    神宮寺:それと おなじいみで おおたにでもない。
    神宮寺:おおたになら リョウが わかるはずだ。
    神宮寺:とすると、やはり、おかざき・・・・・・・・・・
    神宮寺:だが・・・・・・・・・・
    神宮寺:おかざきは あやしすぎるのだ。
    神宮寺:すべてが おかざきを しめしている。
    神宮寺:それを うたがう りゆうは
    神宮寺:なにも ないのだが・・・・。
    神宮寺:うーむ。どうも すなおになれないな。

  29. 場所移動 外に出る

    神宮寺:まてよ・・・・・・・・・・
    神宮寺:ほんとうに はんにんの もくてきが
    神宮寺:リョウを ころすことだとしたら・・・・。
    神宮寺:はんにんは まだ もくてきを はたしては
    神宮寺:いない。 とすると・・・・・・・・・・
    神宮寺:はんにんは リョウを ころすために
    神宮寺:ふたたび、あらわれるかもしれない。
    神宮寺:それは だれだ?
    神宮寺:いや・・・・・・・・・・
    神宮寺:はんにんが だれだろうと、いまの
    神宮寺:リョウは まったく ていこうできずに
    神宮寺:やられてしまう!
    神宮寺:はやく リョウのところへ いかなくては。


    神宮寺:・・・・・・・・・・

  30. 場所移動 水野医院

    神宮寺:ふーむ。


    神宮寺:さてと・・・・・・・・・・

  31. 場所移動 2号室

    神宮寺:うーむ。


    神宮寺:オレは リョウに オレの すいりを
    神宮寺:はなした。
    神宮寺:なにものかが ふたたび リョウの
    神宮寺:いのちを ねらってくるかも
    神宮寺:しれないことを・・・・・・・・・・。

    リョウ:ハハハ、なるほどね。
    リョウ:いやー、でも、きみが いてくれれば
    リョウ:100にんりきだよ。
    リョウ:いや、かんしゃするよ。
    リョウ:ありがとう。

  32. 捜査やめる

    神宮寺:そうだな。 いつのまにか しんやちかくに
    神宮寺:なっている・・・・・・・・・・
    神宮寺:リョウは もう ねむったほうが
    神宮寺:いいだろう。
    神宮寺:だが、オレは ねむるわけには
    神宮寺:いかないぞ。

  33. タバコ吸う

    神宮寺:うーむ、やはり やめておこう

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