探偵神宮寺三郎 危険な二人 会話集 後編
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5章

  1. 5章


    洋子:せんせいは おかざきさんを おいかけて
    洋子:いってしまった・・・・・・・・・・
    洋子:わたしは どうしようかな?
    洋子:・・・・・・・・・・
    洋子:じむしょで せんせいの れんらくを
    洋子:まつしかなさそうね。
    洋子:そうだ・・・・・・・・・・
    洋子:バイクのもちぬしに じじょうを
    洋子:せつめいしておかないと!
    洋子:せんせい、きをつけて・・・・・・・・・・


    神宮寺:オレは なんとか おかざきを
    神宮寺:みうしなわずに おいかけてきた。
    神宮寺:おかざきは このみちを まっすぐ
    神宮寺:はしっていった。
    神宮寺:このみちは・・・・・・・・・・
    神宮寺:おおきな こうえんに つうじている。
    神宮寺:こうえんで だれかに あうのだろうか?

  2. 場所移動 公園

    神宮寺:よし! もうすぐ けっちゃくが
    神宮寺:つきそうだぞ。
    神宮寺:オレは さらにスピードを・・・・・・・・・・
    神宮寺:あぶない! くるまが!
    神宮寺:オレは とっさに・・・・・・・・・・、


    豪造:おい! たんてい! しっかりしろ!
    豪造:いきてるか?

    神宮寺:・・・・・・・・・・
    神宮寺:あ、あたまが・・・・・・・・・・いた・・・・・・・・・・い。

    豪造:おい、だいじょうぶか?

    神宮寺:ききおぼえのある こえだ・・・・・・・・・・
    神宮寺:オレは ゆっくりと めをひらいた。
    神宮寺:オレは どうやら めいじぐみの
    神宮寺:ごうぞうおやぶんの くるまと
    神宮寺:ぶつかったらしい・・・・・・・・・・

    豪造:おお いきてるようだな、たんてい。

  3. 聞く 豪造 事故の事

    豪造:おたがい からだは だいじょうぶだな。
    豪造:いいか、たんてい! この じこは
    豪造:なかったことにするからな。
    豪造:オレが ここにいたことを かみさんに
    豪造:しられると まずいんでな。
    豪造:この じこは おたがいの
    豪造:ふちゅういで おこったんだからな!
    豪造:じゃ、オレは いくぞ。
    豪造:もんくが あったら
    豪造:うちのじむしょまで こい!

    神宮寺:あいかわらず じぶんかってな ひとだ。
    神宮寺:どっちかというと むこうのほうが
    神宮寺:わるいような きもするが・・・・・・・・・・
    神宮寺:だが・・・・・・・・・・
    神宮寺:いまは それどころじゃないな。

  4. 場所移動 公園

    神宮寺:おもわぬ じこで じかんを とられて
    神宮寺:しまった。
    神宮寺:おかざきは まだ いるのだろうか?


    神宮寺:さて?

  5. 場所移動 岡崎を捜す

  6. 場所移動 岡崎を捜す

  7. 場所移動 岡崎を捜す

  8. 場所移動 岡崎を捜す

  9. 場所移動 岡崎を捜す

  10. 場所移動 岡崎を捜す

  11. 場所移動 岡崎を捜す

  12. 聞く 辺りの人 気づいた事

    辺りの人:ああ、あんた、タバコを くれないか?

    神宮寺:さて どうしよう

    A タバコをわたす
    B ことわる

  13. A

    辺りの人:なんだ あんた、
    辺りの人:タバコもってないじゃない。

  14. 周り見る

    神宮寺:おかざきは この こうえんに
    神宮寺:いるのだろうか?
    神宮寺:ふあんになってきたな。

  15. 周り見る

    辺りの人:なにを キョロキョロしてるんだ?
    辺りの人:そういや、あんた。
    辺りの人:さっきから しげみのなかから
    辺りの人:うめきごえが きこえるんだが・・・・・・・・・・
    辺りの人:あたしの そらみみかね。

  16. 場所移動 岡崎を捜す

    神宮寺:うーむ・・・・・・・・・・
    神宮寺:しげみのなかも しらべてみるか・・・・・・・・・・


    神宮寺:おかざき!
    神宮寺:おかざきが たおれている。
    神宮寺:オレは おかざきを だきかかえた。
    神宮寺:・・・・・・・・・・
    神宮寺:なんということだ・・・・・・・・・・
    神宮寺:おかざきの みぞおちには
    神宮寺:ほうちょうが つきささっている・・・・・・・・・・

  17. 取る

    岡崎:お、おねがいだ・・・・・・・・・・
    岡崎:ほうちょうを・・・・・・・・・・
    岡崎:ぬいて・・・・・・・・・・くれ・・・・・・・・・・。

    神宮寺:そうしてやりたいが・・・・・・・・・・
    神宮寺:ほうちょうをぬくと ちが ふきでて
    神宮寺:きけんなじょうたいになってしまう。
    神宮寺:すこしのあいだ がまんしてくれ。

  18. 人調べる 岡崎

    おかざきは いたみに たえきれず
    ほうちょうを ぬこうとした。

    神宮寺:いかん! がまんするんだ!

    オレは おかざきの てを おさえた。

  19. 呼ぶ 辺りの人

    神宮寺:そうだな。だれかを よぼう。
    神宮寺:おーい! だれかきてくれ!

    警官:もしもし、どうかしましたか?

    神宮寺:おかざき! おまえは うんがいいぞ!
    神宮寺:こんなときに けいかんが
    神宮寺:きてくれるなんて。
    神宮寺:さ、はやく おかざきを びょういんへ!

    警官:おまえ、なにをしている!
    警官:ひ、ひとごろし!?

    神宮寺:・・・・・・・・・・!?
    神宮寺:いや、ちがうんだ!

    警官:うるさい! なにをいうか!
    警官:さ、たつんだ!

    神宮寺:・・・・・・・・・・
    神宮寺:これは しょうしょう まずいことに
    神宮寺:なりそうだぞ・・・・・・・・・・


    洋子:わたしは せんせいを まって じむしょで
    洋子:よるを あかした。
    洋子:せんせい・・・・・・・・・・
    洋子:れんらくくらい してくれればいいのに。

  20. 場所移動 メゾンR

    洋子:でも せんせいから れんらくが
    洋子:あるかもしれない・・・・・・・・・・

  21. 場所移動 メゾンR

    洋子:うーん。
    洋子:じっとしてられないわ・・・・・・・・・・


    洋子:どうしよう・・。

  22. 呼ぶ 辺りの人

    辺りの人:なんですか?

  23. 聞く 辺りの人 高杉の事

    辺りの人:そう、このマンションの たかすぎさん、
    辺りの人:じけんに かんけいしてたんですってね。
    辺りの人:こわい よのなかだこと!

  24. 場所移動 事務所

    洋子:それが いちばん よさそうね。


    熊野:なんだ、カギもかけずに
    熊野:ぶようじんだな。
    熊野:いや、それどころじゃないんだ。
    熊野:じつは・・・・・・・・・・
    熊野:じんぐうじくんが たいほされたんだ。

  25. 脅す 熊野

    熊野:おちつきなさい。
    熊野:それで わたしは これから
    熊野:じじょうを ききに
    熊野:いくつもりなのだが・・・・・・・・・・
    熊野:ばしょは
    熊野:・・・・・・けいさつしょだ。
    熊野:また あとで れんらくするよ。
    熊野:じゃあな。

  26. 場所移動 警察署

    洋子:いったい、なにがあったのかしら・・・・・・・・・・


    洋子:ここへ きてみたけれど・・・・・・・・・・

  27. 聞く 受付 熊野の事

    受付:よどばししょの くまのけいぶですか?
    受付:およびできませんね。

  28. 聞く 受付 石橋の事

    受付:およびするわけにはいきません。

  29. 周り見る

    石橋:おお ひさしぶりだな。

    洋子:なんだ いるじゃない・・・・・・・・・・

  30. 聞く 石橋 神宮寺の事

    石橋:ああ、あいつは じゆうのみだ。
    石橋:いまごろは じむしょにでも
    石橋:いるんじゃないのか。
    石橋:そうだ、いいものをやろう。
    石橋:ほら おおたにの しゃしんだ。
    石橋:あまったから やるよ。
    石橋:それじゃ、わたしは いそがしい
    石橋:みなんで。
    石橋:しつれい。

  31. 場所移動 事務所

    洋子:・・・・・・・・・・


    洋子:せんせいは まだ もどっていない・・・・。
    洋子:どこにいるのかしら。
    洋子:どうしよう・・。

  32. 周り見る

    高杉:たかすぎです。 はいりますね。
    高杉:どうも・・・・・・・・・・
    高杉:ひさしぶりだね。

  33. 聞く 高杉 岡崎の事

    高杉:あいつが しんだのは、ぼくのせいだ。
    高杉:あいつは むじつなのに・・・・・・・・・・

  34. 聞く 高杉 岡崎の事

    高杉:あいつは ぼくに ぜんぶ
    高杉:はなしてくれたんだ。
    高杉:あいつは かねが ひつようだった。
    高杉:それで じぶんの いえを うって
    高杉:おかねを つくろうとした。
    高杉:でも、その いえは きょうこさんの
    高杉:りょうしんから ゆずりうけた
    高杉:ものだったんだ。
    高杉:とうぜん きょうこさんは
    高杉:はんたいした。
    高杉:そして おかざきは きょうこさんを
    高杉:ころすことに・・・・・・・・・・
    高杉:でも あいつは そのときになって
    高杉:きゅうに おじけづいて ホテルにさえ
    高杉:いかなかった・・・・・・・・・・
    高杉:レースがおわり、たむらと ふたたび
    高杉:いれかわるのを まっていた。
    高杉:だが・・・・・・・・・・
    高杉:しってのとおり たむらの じこで
    高杉:それも ふかのうになった・・・・・・・・・・
    高杉:そして ぼくを たよってきた。
    高杉:ぼくは あいつを しんじるよ。
    高杉:さつじんの けいかくを たてたのは
    高杉:じじつだ・・・・・・でも あいつは
    高杉:じっこうできなかった・・・・・・・・・・

  35. 聞く 高杉 田村の事

    高杉:・・・・・・・・・・
    高杉:ぼくは おかざきからの
    高杉:でんごんを たむらにつたえただけだ。
    高杉:しょうじきなところ・・・・・・・・・・
    高杉:ぼくには なにがなんだか わからない。

  36. 聞く 高杉 山本の事

    高杉:ぼくも やまもとのことは
    高杉:きになっている。
    高杉:あいつの はなしを きけば
    高杉:もっと いろんなことが
    高杉:はっきりすると おもうんだ。
    高杉:でも・・・・・・・・・・
    高杉:やまもとは どこにいるんだろう・・・・。

  37. 聞く 高杉 高杉の事

    高杉:ぼくは じんぐうじさんに
    高杉:うそをついた・・・・・・・・・・。
    高杉:あのレースのひ、ぼくは ずっと いえに
    高杉:いたんだ。 だれにも あわなかった。
    高杉:アリバイが しょうめいできない。
    高杉:たむらが しんだときも・・・・・・・・・・
    高杉:これからのことを かんがえると
    高杉:ぼくは とても おそろしい・・・・・・・・・・
    高杉:でも、ようこ・・・・・・・・・・さん。
    高杉:きみだけは ぼくを、
    高杉:いや、ぼくと おかざきを
    高杉:しんじてほしい・・・・・・・・・・
    高杉:だれも ころさなかった・・・・・・・・・・
    高杉:それじゃあ、さようなら。

    洋子:たかすぎさん・・・・・・・・・・

  38. 周り見る

    洋子:あら?
    洋子:おくの、せんせいのへやで
    洋子:ひとのけはいが・・・・・・・・・・

  39. 場所移動 中に入る

    洋子:・・・・・・・・・・
    洋子:だれなの!
    洋子:・・・・・・・・・・

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