ファミコン探偵倶楽部U うしろに立つ少女 会話集 前編
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序章

  1. 序章


    主人公の名前を、工藤新一とする

    【オープニング】


    このものがたりは フィクションであり、
    とうじょうする じんぶつめい、ちめい、
    だんたいめいは じつざいのものとは
    いっさい かんけいありません。


    それは、いまから3ねんまえの
    あるよるの ことでした・・・

    ・・・・:おい! みつかったか?

    ・・・・:いや、まだだ!

    ぼくは おわれていた。
    ・・・だめだ、
    このままでは みつかってしまう・・・
    あっ! こっちへくる!
    ものおとを たてないように
    しなくっちゃ・・・

    と、おもったのも つかのま、
    カラン!
    ぼくは あしもとにあった
    あきかんを たおしてしまった!

    ・・・・:あっ! こんなところに いたのか!

    ついに みつかって しまった!
    ぼくは しげみから とびだした!

    ・・・・:にげたぞ、おえ!

    ぼくは はしった、
    おとこたちは おいかけてくる!
    そしてぼくが かどをまがった そのとき・・・
    ひとりのおとこが ぼくのゆくてを
    さえぎってしまった!

    男:きみ、どうかしたのか?

    あなた:あ、あの・・・

    そのちょくご、おとこたちは
    ぼくに おいついてしまった!

    ・・・・:おい! なぜにげるんだ?!

    ・・・・:じゅうしょと なまえを
    ・・・・:きいただけじゃないか!

    ぼくを おってきたのは
    パトロールちゅうの けいかんだった。

    男:このこが どうかしたんですか?

    警官A:えっ? あんたは いったい だれだね。
    警官A:このしょうねんの しりあいか?

    男:いえ、そういうわけじゃ
    男:ないんですが・・・

    警官B:このしょうねんが こんなじかんに
    警官B:うろついていたので ふしんにおもい
    警官B:こえをかけたら
    警官B:いきなり にげたんですよ。

    警官A:きみ!
    警官A:とにかく はしゅつしょまで
    警官A:きてもらおうか!

    男:ちょっと まってください、
    男:とつぜん こんなことをいうのも
    男:なんですが・・・
    男:ここは ぼくに まかせてもらえませんか?

    警官A:なに? そんなことできるわけ
    警官A:ないじゃないか!
    警官A:あんたいったい なにものだね?

    警官B:おや? あなたはたしか・・・

    警官A:!・・・・・・

    男:なにかじじょうが ありそうだから
    男:はなしをきいてみようと おもうんです。
    男:かまいませんね?

    警官A:あなたが そうおっしゃるなら
    警官A:われわれも あんしんですよ。
    警官A:では、よろしくおねがいします。

    けいかんたちは いってしまった。

    あなた:あの・・・
    あなた:どうも ありがとうございました。

    男:いやいや、
    男:そんなことより のどが かわいただろ、
    男:どこかで なにかのまないか?
    男:ごちそうするよ。

    あなた:えっ?・・・ は、はい・・・


    ぼくは おとこといっしょに
    ちいさな きっさてんにはいった。

    男:ふーん。 きみは はなればなれになった
    男:ごりょうしんを さがすために
    男:たびを していたのか、
    男:なにか わけがありそうだね?

    あなた:・・・・・・

    男:いいたくなければ いいんだよ、
    男:そんなことよりも・・・
    男:これから どうするつもりなんだ?
    男:とまるところも ないんじゃないのか。

    あなた:・・・・・・

  2. 聞く 自分の事

    男:うーんそうだな・・・
    男:ちゅうがくを そつぎょうしたての
    男:15さい、もっか いえでちゅう・・・
    男:こんなところかな?

  3. 聞く 男の事

    男:ぼくは けっして あやしいものじゃないよ。

  4. 聞く 男の事 or 自分の事

    男:きみをみていると むかしのじぶんを
    男:おもいだすんだ・・・
    男:だから ほおっておけなくて
    男:こえをかけたんだよ。
    男:あったばかりで いきなりなんだが、
    男:きょうのところは
    男:ぼくのうちへ こないか?

    あなた:!・・・・・・

  5. 聞く 男の事

    あなた:しつれいですが、あなたは・・・

    男:ぼくは うつぎ しゅんすけ、
    男:しりつたんてい なんだよ。

    あなた:たんてい?!

    空木:きままな ひとりぐらしさ。
    空木:どうだろう、さっきのはなし。
    空木:むりにとは いわないが・・・

  6. 考える

    けいさつと しりあいのようだし、
    わるいひとでもなさそうだ。
    それに とりあえずあてもない・・・

    あなた:・・・じゃあ、
    あなた:こんやは おことばにあまえて
    あなた:おせわになります。

    空木:そうか、きまりだな。
    空木:じゃあ さっそくいこうか
    空木:あっ、そうだ・・・
    空木:ところで きみのなまえは?

  7. 好きな名前を入力する

    あなた:ぼく、
    あなた:くどう しんいちと、いいます。

    空木:よし しんいちくん、
    空木:いこうか!

    こうして しりつたんてい
    うつぎ しゅんすけと であったぼくは
    やがて、せんせいの じょしゅとなった。
    そうすることが
    はなればなれになった りょうしんを
    みつける、いちばんの ちかみちだと
    おもったからだ。
    ぼくは せんせいのじょしゅとして
    いくつかの じけんにであった。
    そしてぼくは・・・
    この、きょうふのものがたりに・・・
    であって・・・ しまったのです・・・


    Nintendo
    1989ねんど さくひん

    ひとりで がっこうに いると
    うしろから だれかのよぶこえがする
    ふりむくと そこには
    ひとりの少女が たっている・・・
    なにかを いいたげな さみしい少女が
    あなたのうしろに たっている・・・

    ファミコン探偵倶楽部 PARTU
    うしろに立つ少女

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